【2023ジャパンカップデータ分析】

2023年11月24日金曜日

重賞データ分析 中央競馬予想

t f B! P L
【2023ジャパンカップデータ分析】

◇11/26東京12Rジャパンカップデータ分析
 東京芝2400mを舞台に行われる国際招待競走。世界に通用する強い馬づくりを目指して1981年に創設され、外国から強豪馬を招待し、日本のトップのクラスの馬との激闘を繰り広げてきた。近年では、馬場の硬さが嫌われてなのか、円安で賞金に魅力がなくなったからなのか、外国馬のレベルも落ちており、16年連続でJRA所属馬が馬券内を独占している。
☆上位人気が堅実、6番人気以下は勝ち星なし
 過去10年の人気別成績は、
 1番人気〈5.1.2.2〉馬券内率80%
 2番人気〈0.2.3.5〉馬券内率50%
 3番人気〈2.2.1.5〉馬券内率50%
と1〜3番人気が堅実。
 4〜5番人気〈3.3.1.13〉馬券内率35%
 6〜9番人気〈0.2.2.36〉馬券内率10%
 10番人気以下〈0.0.1.76〉馬券内率1.3%
と4〜5番人気が活躍しており、6番人気以下の勝利はなく、二桁人気は連対が全くないどころか、馬券内でもほぼ出番がない。
☆1〜3枠が活躍、8枠連対なし、6枠も不振
 過去10年の枠順別では、
 1枠〈4.3.1.9〉  馬券内率47.1%
 2枠〈2.0.4.13〉馬券内率31.6%
 3枠〈2.1.2.15〉馬券内率25.0%
 4枠〈1.2.0.17〉馬券内率15.0%
 5枠〈0.2.0.18〉馬券内率10.0%
 6枠〈0.1.0.19〉馬券内率5.0%
 7枠〈1.1.2.20〉馬券内率16.7%
 8枠〈0.0.1.26〉馬券内率3.7%
と連対馬、馬券内の半数以上が1〜3枠の馬となっている。とくに1枠の成績が優秀。一方、8枠は連対馬がゼロで、6枠も不振傾向。
【→1枠の01.02は大幅加点、2〜3枠の03.04.05.06は加点、6枠と8枠の11.12.16.17.18は減点】
☆3~5歳が活躍、6歳以上は連対なし
 過去10年の馬齢別成績は、
 3歳馬〈1.4.2.16〉馬券内率30.4%
 4歳馬〈5.3.3.37〉馬券内率22.9%
 5歳馬〈4.3.4.35〉馬券内率23.9%
 6歳馬〈0.0.0.29〉馬券内率0.0%
 7歳以上馬〈0.0.1.20〉馬券内率4.8%
と馬券対象のほとんどが3~5歳馬が占めている。6歳以上の馬は、10年前の2013年に7歳馬トーセンジョーダンの3着があるのみで、近9年で6歳以上馬の馬券絡みはない。
【→6歳以上の06.07.08.09.11.12.14.18は減点】
☆連対率は牡牝互角、馬券内率は牝馬が優勢
 過去10年の性別成績では、
 牡馬〈6.8.9.112〉連対率10.4%、馬券内率17.0%
 牝馬〈4.2.1.18〉連対率24.0%、馬券内率28.0%
 騸馬〈0.0.0.7〉連対率0.0%、馬券内率0.0%
となっており、牝馬が優勢となっている。
【→牝馬の01.13.17は加点】
☆勝率は関東馬、連対率・馬券内率は関西馬
 過去10年の所属別では、
 関東馬〈2.3.1.36〉連対率11.9%、馬券内率14.3%
 関西馬〈8.7.9.72〉連対率15.6%、馬券内率25.0%
 地方馬〈0.0.0.2〉  連対率0.0%、馬券内率0.0%
 外国馬〈0.0.0.27〉連対率0.0%、馬券内率0.0%
となっており、関西馬が優勢。地方馬と外国馬は出番がない。
【→地方馬の12.13は減点、外国馬の07は減点】
☆追い込み馬は不振
 過去10年の脚質別成績では、
 逃げ〈1.1.1.8〉  連対率18.2%、馬券内率27.3%
 先行〈5.2.3.27〉連対率18.9%、馬券内率27.0%
 差し〈4.6.5.57〉連対率13.9%、馬券内率20.8%
 追込〈0.1.1.44〉連対率2.2%、馬券内率4.3%
と逃げ、先行、差しそれぞれが好走馬を出しており、追込は不振傾向となっている。直線の長いコースだが、後方一気のタイプは減点が必要。
【→追込馬の06.11.12.13.15.16.18は減点】
☆前走GⅠ組に注目
 過去10年のクラス別成績では、
 国内GⅠ〈7.6.7.48〉馬券内率29.4%
 国内GⅡ〈3.3.3.44〉馬券内率17.0%
 海外競馬〈0.1.0.29〉馬券内率3.3%
 その他 〈0.0.0.16〉馬券内率0.0%
と馬券内率では前走国内GⅠ組が優勢で、国内GⅡ組にもチャンスがある。特に前走GⅠを勝っている馬は〈2.1.4.1〉で馬券内率87.5%と大活躍。レース別で見ると、前走天皇賞(秋)組が〈6.3.6.36〉で馬券内率29.4%、秋華賞組が〈1.1.1.3〉で馬券内率50.0%、京都大賞典組〈3.1.0.17〉で馬券内率43.3%と高確率。しかし、京都大賞典組は勝ち馬か勝ち馬から0.2差以内だった馬が〈3.1.0.8〉で、0.3以上敗れていた馬は減点。
【→前走国内GⅠ勝ちの01.02は加点、京都大賞典0.2差以内の14は加点、前走海外組の07.08は減点、前走GⅢ以下や地方組の04.06.11.13.18は減点】
☆前走GⅡ以下の掲示板外からの巻き返しは厳しい
 過去10年の前走着順別では
 1着〈4.3.5.23〉馬券内率34.3%
 2着〈2.1.0.21〉馬券内率12.5%
 3着〈1.1.0.8〉  馬券内率20.0%
 4着〈1.1.1.17〉馬券内率15.0%
 5着〈0.2.1.11〉馬券内率21.4%
 6〜9着〈2.1.1.28〉馬券内率12.5%
 10着以下〈0.1.2.29〉馬券内率9.4%
と前走好走馬、とくに1着馬が活躍している。掲示板外からの巻き返しはほぼGⅠ組で、GⅡ以下の掲示板外から巻き返したのは昨年3着のヴェルトライゼンデのみ。
【→前走1着の01.02.07は加点、GⅡ以下で掲示板外の06.09.11.12.16は減点】
☆GⅠ・GⅡ勝ち馬が活躍
 東京芝2400mのGⅠで馬券内の経験がある馬〈7.5.7.38〉馬券内率33.3%
 東京芝2400mのGⅠで馬券内の経験がない馬〈3.5.3.99〉馬券内率10.0%
と東京芝2400mのGⅠでの好走馬が活躍している。特に2017年以降の近6年では、東京芝2400mのGⅠで馬券内の経験がある馬が〈5.4.6.22〉で馬券内率40.5%で、馬券内18頭のうち15頭を占めている。
【→東京芝2400mのGⅠで馬券内の経験がある01.02.05.09.17は加点】
 以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…
 加点5つが01リバティアイランド、加点4つが02イクイノックス、これに続くのが加点2つの05ドウデュース、加点1つの03タイトルホルダー、加減なしが10ダノンベルーガとなっている。
 下記のおまけデータも踏まえて、最終予想に落とし込んでいきたい。

☆おまけデータその1
牝馬が4勝を挙げているうち、3勝(2頭)は3冠牝馬によるもの。3冠牝馬は〈3.0.1.2〉で馬券内率66.7%。該当馬は…リバティアイランド

☆おまけデータその2
同年の天皇賞(秋)の勝ち馬は〈1.0.3.0〉。中3週となるだけに連勝したのはアーモンドアイ1頭だが、馬券内率100%。該当馬は…イクイノックス

応援お願いします!

ブログ アーカイブ

QooQ