【2024阪神大賞典データ分析】

　阪神芝3000ｍで行われる４歳以上別定のGⅡ競走。天皇賞（春）の前哨戦に位置付けられ、2014年からは優勝馬には同競走への優先出走権が与えられている。

　過去10年の人気別成績は、

　１番人気〈6.1.1.2〉馬券内率80％

　２番人気〈2.2.1.5〉馬券内率50％

　３番人気〈2.0.3.5〉馬券内率50％

と勝ち馬は全て３番人気以内となっている。

　４〜５番人気〈0.5.3.12〉馬券内率40％

　６〜９番人気〈0.2.1.37〉馬券内率9.3%

　10番人気以下〈0.0.1.21〉馬券内率4.5％

と５番人気以内が中心で人気薄の台頭は少ない。

　過去10年の枠順別では、

　１枠〈1.1.2.6〉馬券内率40.0％

　２枠〈0.1.2.7〉馬券内率30.0％

　３枠〈1.1.1.8〉馬券内率27.3％

と内枠から外枠まで好走馬が出ている。

【→枠順による加減なし】

　過去10年の馬齢別成績は、

　４歳馬〈4.4.3.10〉馬券内率52.4％

　５歳馬〈4.3.4.18〉馬券内率37.9％

　６歳馬〈2.3.3.21〉馬券内率27.6％

　７歳以上馬〈0.0.0.33〉馬券内率0.0％

と４歳馬の過半数が馬券内と活躍しており、７歳以上は馬券内がない。

【→４歳の10.11.15は加点、７歳以上の03.05.12.13.14は減点】

　過去10年の性別成績では、

　牡馬・騙馬〈10.9.10.78〉馬券内率27.1％

　牝馬〈0.1.0.4〉馬券内率20.0％

となっており、牡牝互角となっている。

【→性別による加減なし】

　過去10年のクラス別成績では、

　GⅠ〈6.6.3.8〉馬券内率65.2％

　GⅡ〈3.1.3.26〉馬券内率21.2％

　GⅢ〈1.1.2.20〉馬券内率16.7％

　ＯＰ〈0.0.1.10〉馬券内率9.1％

   ３勝クラス〈0.2.1.12〉馬券内率20.0％

    その他〈0.0.0.6〉馬券内率0.0％

と馬券内率では前走GⅠ組が圧倒している。前走ＯＰ組と地方組は連対なく不振。

【→前走GⅠ組の12.13は加点、ＯＰ組の01.04.08.15と地方組の07は減点】

　以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…

　加点２つが10サヴォーナ。

　加点１つが06テーオーロイヤル、09ワープスピード、11ゴールデンスナップとなっている。