【2023新潟記念データ分析】

　新潟芝2000mを舞台に行われるハンデ重賞。サマー2000シリーズの最終戦として位置付けられており、今年優勝の可能性を残すのは14マイネルウィルトスが勝利した場合のみで、それ以外の結果となれば優勝馬は該当馬なしとなる。

　過去10年の人気別成績は、

　１番人気〈2.2.0.6〉馬券内率40％

　２番人気〈3.0.1.6〉馬券内率40％

　３番人気〈0.2.2.6〉馬券内率40％

といずれも馬券内率40％と人気馬の信頼度は高くない。

　４〜５番人気〈0.1.1.18〉馬券内率10％

　６〜９番人気〈2.5.3.30〉馬券内率25%

　10番人気以下〈3.0.3.73〉馬券内率7.6％

と人気薄の活躍が顕著となっている。

　過去10年の枠順別では、

　１枠〈2.0.0.16〉馬券内率11.1％

　２枠〈1.0.1.16〉馬券内率11.1％

　３枠〈2.3.1.13〉馬券内率31.6％

と馬券内率が25％を超えているのは３枠と８枠。なお、勝率が最も高いのは１枠となっている。

【→枠順による加減はなし】

　過去10年の馬齢別成績は、

　３歳馬〈1.0.1.6〉馬券内率25.0％

　４歳馬〈2.3.3.32〉馬券内率26.7％

　５歳馬〈3.4.3.40〉馬券内率20.0％

　６歳馬〈3.2.1.38〉馬券内率13.6％

　７歳以上馬〈1.1.2.33〉馬券内率10.8％

と３歳、４歳が馬券内率が高いが、７歳馬まで幅広い世代が活躍している。なお、８歳以上は馬券絡みはない。

【→８歳以上の09は減点】

　過去10年の性別成績では、

　牡馬〈9.10.8.115〉連対率13.4％、馬券内率19.0％

　牝馬〈1.0.1.15〉連対率5.9％、馬券内率11.8％

　騸馬〈0.0.1.9〉連対率0.0％、馬券内率10.0％

となっており、連対率は牡牝互角、馬券内率は牝馬が優勢となっている。

【→牡牝による加減はなし】

　過去10年の所属別では、

　関西馬〈6,4.8.71〉連対率11.2％、馬券内率20.2％

　関東馬〈4.6.2.68〉連対率12.5％、馬券内率15.0％

となっており、連対率は関東馬優勢、勝率と馬券内率は関西馬が優勢。

【→所属別による加減はなし】

　過去10年のクラス別成績では、

　GⅠ〈3.2.0.15〉馬券内率25.0％

　GⅡ〈0.0.0.8〉馬券内率0.0％

　GⅢ〈6.6.7.77〉馬券内率19.8％

　OP〈0.0.2.15〉馬券内率11.8％

　条件戦〈1.2.1.24〉馬券内率14.3％

と馬券内率ではGⅠ組優勢で、とくに近５年では前走GⅠ組の牡馬〈3.2.0.7〉で馬券内率41.7％と高確率。また、前走サマー2000シリーズ組も〈5.5.4.45〉で馬券内の約半数を占めている。

【→前走GⅠ組の03.13は加点】

　以上のデータから、減点対象となる傾向はなく、加点対象も03.13の前走GⅠという点のみと好走馬の傾向が広いため難解なハンデ重賞となっている。

　下記のおまけデータも踏まえて、最終予想に落とし込んでいきたい。