【2023ｾﾝﾄﾗｲﾄ記念データ分析】

　中山芝2200mを舞台に行われる菊花賞トライアル。３着までの馬に菊花賞の優先出走権が与えられる。ここでは、過去10年のうち、新潟競馬場で施行された2014年を含む過去10年のデータ分析を中心に行っていく。

　過去10年の人気別成績は、

　１番人気〈3.4.0.3〉馬券内率70.0％

　２番人気〈1.3.2.4〉馬券内率60.0％

　３番人気〈2.0.3.5〉馬券内率50.0％

と１〜３番人気はまずまずの結果を残している。

　４〜５番人気〈2.1.1.16〉馬券内率20.0％

　６〜９番人気〈2.2.2.34〉馬券内率15.0%

　10番人気以下〈0.0.2.52〉馬券内率3.7％

と４〜９番人気もまずまず活躍しているが、二桁人気は全く連対がない。

　過去10年の枠順別では、

　１枠〈0.1.2.9〉馬券内率25.0％

　２枠〈2.0.3.11〉馬券内率31.3％

　３枠〈3.1.0.13〉馬券内率23.5％

と勝ち馬の多くは内枠となっている。８枠は２着に２回があるのみで、うち１回は新潟開催、もう１回は一番人気だった。

【→一番人気ではない８枠の15は減点】

　過去10年の所属別では、

　関西馬〈6.7.6.75〉馬券内率20.2％

　関東馬〈4.3.4.40〉馬券内率21.6％

　地方馬〈0.0.0.2〉馬券内率0.0％

となっており、勝率、連対率、馬券内率の全てにおいて東西互角。

【→所属別による加減はなし】

　過去10年のクラス別成績では、

　国内GⅠ〈5.6.5.25〉馬券内率39.0％

　国内GⅡ〈0.0.1.6〉馬券内率14.3％

　国内GⅢ〈2.1.1.12〉馬券内率25.0％

　ＯＰ,Ｌ〈0.0.1.5〉馬券内率16.7％

　条件戦〈3.3.2.67〉馬券内率10.7％

　地方競馬〈0.0.0.2〉馬券内率0.0％

とGⅠ組とGⅢ組が高い率で馬券に絡んでいる。中でも、レース別ではダービー組〈5.6.4.22〉とラジオNIKKEI賞組〈2.1.1.11〉が好走率が高い。

【→前走国内GⅠ組の05.06.14.15は加点、ラジオNIKKEI賞組の04.07は加点】

【→芝2000m以上での勝ち星がない04.07.13は減点】

　以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…

　加点２つが05ドゥラエレーデと14ソールオリエンス、加点１つが01キングズレインと06シャザーン、加減なしが02セブンマジシャンとなっている。

　下記のおまけデータも踏まえて、最終予想に落とし込んでいきたい。