【2022ﾀｰｺｲｽﾞS予想】2022.12.17(土)予想①

　重賞に昇格して７年の牝馬限定ハンデ重賞。過去７年で馬券内に絡んだ21頭のうち、17頭に重賞連対またはG I５着以内の実績があった。ハンデ戦でも実績のない馬は評価を下げたい。

　逃げるのはおそらくローザノワールだが、本馬が出走して逃げた過去４走の勝ち馬は４角通過順が９,12,７,４番手と差し馬が勝ちやすい傾向にある。また、人気のママコチャやウインシャーロット、抽選を突破したライティアなど先行勢が揃い、差し馬向きの流れになりそう。重賞連対のある差し馬を中心に据えたい。

　本命は◎ミスニューヨーク。昨年の覇者で、中山〈3.0.1.2〉で掲示板を外したことがない中山巧者。昨年は53キロで制し、今年は２キロ増の55キロでの出走となるが、55キロを背負った中山牝馬Ｓで３着があり、斤量はこなせる。昨年同様流れが向きそうで、近走でも好走を続けており衰えもない。鞍上は当舞台過去３年の馬券内率45.0％で中山マイルの鬼Ｍデムーロ騎手。

　対抗は◯アナザーリリック。芝1800以下ではGⅠを除くと〈4.1.0.0〉で福島牝馬Ｓを制している。当舞台でも〈1.1.0.0〉と好走しており、差し馬向きの流れも歓迎。休み明けのダート戦は参考外で、叩き２戦目の今回は絶好の狙い目。ハンデ56キロを克服し、マーカンド騎手が下手に乗らなければ差してくるとみる。

　３番手は▲サブライムアンセム。今年のフィリーズレビューを制した３歳馬。ナムラクレアを差し切った末脚はインパクトがあった。桜花賞は９着ながら、勝ち馬とは0.2差と差のないレースをしている。中山は初コース、折り合いに不安はあるが、差し馬向きの流れになりそうな今回ならマイルでも狙い目があるとみる。鞍上岩田望騎手は当舞台過去３年馬券内率41.7％で、当レースはアンドラステでここ２年連続２着で得意にしている。

　コース相性を優先して馬券内率11.1％の５歳馬を本命に据えたため、相手には馬券内率28.1%の４歳馬を◯、馬券内率21.9％の３歳馬を▲とした。

（↑その他の印は最強競馬ブログランキングのブロガー予想にて公開済）