【2023函館2歳Sデータ分析】

2023年7月15日土曜日

重賞データ分析 中央競馬予想

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【2023函館2歳Sデータ分析】

◇7/15函館11R 函館2歳Sデータ分析
 函館芝1200mを舞台に行われる2歳限定戦。2歳世代最初のJRA重賞となっている。
☆4番人気以内が中心も、人気薄の激走も目立つ
 過去10年、1番人気は〈3.1.0.6〉で馬券内率40%、2番人気は〈2.2.1.5〉同50%、3番人気は〈1.2.2.5〉で同50%、4番人気は〈3.1.1.5〉で同50%と並んでおり、5番人気は〈0.0.0.10〉で馬券内率がない。1番人気は5年連続馬券外と近年不振なながら、近5年の連対馬10頭のうち8頭は4番人気以内となっている。一方で、6〜9番人気は〈0.2.2.36〉で馬券内率10%、10番人気以下は〈1.2.4.52〉で馬券内率は11.9%と人気薄が活躍しており、波乱の立役者になっている。
☆近年は内枠有利の傾向
 過去10年の枠順別では、馬券内率が高い順に、3枠が〈1.4.3.10〉で馬券内率44.4%と高く、次に6枠が〈3.2.0.15〉で同25%、8枠が〈3.0.1.16〉で同20%と続き、ここまでが馬券内率20%以上となっている。あとは1枠が〈1.1.1.14〉で同17.6%、2枠が〈0.0.3.15〉で同16.7%、4枠が〈0.1.2.16〉で同15.8%、5枠が〈1.1.0.16〉で同11.1%、7枠が〈1.1.0.17〉で同10.5%となっており、3枠が優勢も、内から外まで好走馬が出ている。ただし、過去5年に限定すると、1〜6番は〈2.3.4.21〉で馬券内率30%、7〜16番は〈3.2.1.34〉で同15%で、近年は内枠が活躍している。7番より外から馬券内を確保した6頭のうち4頭は前走で上がり3ハロン1位をマークしていた。【→内枠の1〜6番は加点、7番より外で前走上がり3ハロン2位以下だった08.11.13.14は減点】
☆牡馬、牝馬の成績は互角
 過去10年の性別成績では、牡馬が〈5.5.6.57〉で連対率13.7%、馬券内率21.9%となっており、牝馬が〈5.5.4.62〉で連対率13.2%、馬券内率18.4%となっている。連対率、馬券内率ともに、牡馬と牝馬は互角の成績となっている。【→牡牝による加減はなし】
☆関西馬は優勢、関東馬は馬体重480キロ以上なら
 過去10年の所属別では、関西馬が〈8.5.5.45〉で連対率20.6%、馬券内率28.6%となっており、関東馬が〈2.5.5.56〉で連対率10.3%、馬券内率17.6%となっている。なお、地方馬は〈0.0.0.18〉で馬券内がなく、関西馬が優勢となっている。なお、近5年では関西馬〈4.4.3.25〉、関東馬〈1.1.2.23〉でさらに関西馬優勢となっている。関東馬は前走馬体重480キロ未満〈1.0.0.21〉、前走480キロ以上〈0.1.2.2〉で馬券内率60%と活躍している。【→関西馬の02.03.09.10.11.12.13.14.15は加点、前走480キロ以上の関東馬の04.06は加点、前走480キロ未満の関東馬の01.07.08は減点】
☆馬格のある馬が優勢
 過去10年の前走馬体重別成績では、前走460キロ以上の馬は〈7.6.5.57〉で馬券内率24.0%と活躍し、前走460キロ未満の馬は〈3.4.5.62〉で馬券内率16.2%となっており、馬格のある馬が優勢。とくに当日馬体重では牡馬は435キロ未満、牝馬は420キロ未満の馬は馬券絡みはない。【→前走430キロ未満の牡馬の12、前走415キロ未満の牝馬の09は減点】
☆前走4角4番手以下は不振
 過去10年の前走4コーナー通過順別成績では、3番手以内の馬が〈10.10.10.100〉で馬券内率23.1%、4番手以下の馬が〈0.0.0.19〉で馬券内がない。【→前走4コーナー4番手以下で通過の08.13.15は減点】
☆前走函館芝1200m組(特に上がり最速組に注目)と他場短縮組が活躍
 過去10年、前走同コースの函館芝1200m組が〈9.6.6.56〉で馬券内率27.3%と中心となっており、とくに前走函館芝1200mで上がり3ハロン最速をマークした馬は〈6.3.3.16〉で馬券内率42.9%と活躍している。函館芝1000m組は〈1.0.0.13〉、函館ダート1000m組は〈0.1.1.10〉で不振。今年は該当のない前走札幌組は〈0.2.0.2〉で、その他のコースからは〈0.1.3.38〉となっており、北海道以外から参戦の馬のうち、前走芝1200mを超える距離だった馬は〈0.1.2.5〉で馬券内率37.5%と好走しているが、前走芝1200m以下またはダートの馬は〈0.0.1.33〉と不振。他場からの参戦馬で狙えるのは距離短縮組のみとなっている。【→前走函館芝1200mで上がり3ハロン最速の07.09.10.12は加点、前走函館芝1000m組の01、函館ダ1000組の05.15、他場で距離短縮組以外の03.08は減点】
 以上のデータから、減点のない馬は02.04.06.10の頭。

☆おまけデータその1
減点がなく、加点は内枠、関西馬という点のみだが、2015年の半姉ブランボヌール、2019年の半兄ビアンフェに続く3きょうだい制覇がかかる馬は…ロータスワンド

☆おまけデータその2
騎乗馬は減点がなく、関西馬、前走函館芝1200mで上がり最速の加点があり、過去3年の当舞台〈16.14.13.29〉で馬券内率59.7%とこの舞台を得意にしている騎手は…武豊

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