【2023アイビスSDデータ分析】

2023年7月29日土曜日

重賞データ分析 中央競馬予想

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【2023アイビスSDデータ分析】

◇7/30新潟11Rアイビスサマーダッシュデータ分析
 新潟直線芝1000mを舞台に行われる夏の名物重賞。JRAの重賞で最も距離が短く、唯一の直線競馬の重賞となっており、サマースプリントシリーズ第3戦に位置付けられている。
☆1番人気が堅実も、3着には人気薄警戒
 過去10年、1番人気は〈7.2.0.1〉で馬券内率90%と堅実で、昨年のヴェントヴォーチェを除いて連対している。2番人気は〈1.4.0.5〉で同50%、3番人気は〈0.2.2.6〉で同40%とまずまず結果を残しているが、4〜5番人気は〈0.1.2.17〉で同15%にとどまっている。6〜9番人気は〈2.1.4.33〉で同17.5%と活躍しており、10番人気以下は〈0.0.2.68〉で同2.9%で二桁人気馬の好走は少ないが、2年連続3着に好走している。
☆外枠が断然有利
 過去10年の枠順別では、馬券内率が高い順に、7枠が〈2.2.4.16〉で馬券内率33.3%と高く、次に8枠が〈4.2.1.17〉で同29.2%、6枠が〈1.2.2.15〉で同25.0%と6〜8枠の外枠が全て馬券内率25%以上と活躍しており、馬券内率は7枠が最も高いが、勝率と連対率は8枠がトップとなっている。続いて2枠が〈1.2.0.14〉で同17.6%、5枠が〈1.1.1.17〉で同15.0%、4枠が〈1.1.0.18〉で同10.0%、1枠が〈0.0.1.16〉で同5.9%、3枠が〈0.0.1.17〉で同5.6%と1枠と3枠は連対馬が出ていない。2枠を除いては、内枠ほど厳しい成績となっている。【→8枠は大幅加点、7枠は加点、6枠はやや加点、と外枠は段階をつけて加点、2枠を除く内枠の1枠と3枠は減点】
☆3歳馬が強く、若い世代に注目、高齢馬は不振
 過去10年の馬齢別成績は、3歳馬は〈1.2.1.6〉で馬券内率40.0%、4歳馬は〈3.1.1.18〉で同21.7%、5歳馬は〈3.6.5.33〉で同29.8%、6歳馬は〈0.1.2.35〉で同8.3%、7歳馬は〈3.0.1.27〉で同12.9%、8歳以上の馬は〈0.0.0.11〉で馬券内がない。【→3歳馬は加点対象だが出走がなく、4歳馬の04.05.06.12と5歳馬の03.11.13.14.15.16は加点、8歳以上の08は減点】
☆連対率、馬券内率ともに牝馬が優勢
 過去10年の性別成績では、牡馬が〈4.4.4.56〉で連対率11.8%、馬券内率17.7%、牝馬が〈6.6.6.64〉で連対率14.6%、馬券内率22.0%となっており、牝馬優勢となっている。なお、騸馬は〈0.0.0.10〉で馬券内はない。【→牝馬の03.04.09.10.12.14.15.16.17.18は加点】
☆関西馬、関東馬ともに互角
 過去10年の所属別では、関西馬が〈5.4.7.65〉で連対率11.1%、馬券内率19.8%、関東馬が〈5.6.3.65〉で連対率13.6、馬券内率17.3%となっており、大きな差はない。【→所属別による加減はなし】
☆韋駄天S組とスプリント重賞組に注目
 過去10年の前走別成績では、韋駄天S組が〈4.6.1.26〉で馬券内率29.7%、CBC賞組が〈3.0.1.14〉で同22.2%、函館SS組が〈1.1.2.14〉で同22.2%、葵S組が〈1.1.0.1〉で同66.7%、バーデンバーデンC組が〈0.1.1.15〉で同11.8%、3勝クラス組が〈0.1.2.19〉で同13.6%、2勝クラス組が〈0.0.3.4〉で同42.9%、その他の馬は〈1.0.0.37〉で同2.6%
で好走した馬は当レース連覇を果たしたベルカントが前走キャリア唯一のダートで惨敗、CBC賞取り消し明けで挑んだケースのみとなっており、例外と言える。韋駄天S組、スプリント重賞組が上位で、条件戦組は勝ち馬こそないものの食い込みには警戒が必要。また、同年の韋駄天Sで5着以内だった馬は〈6.5.5.19〉で馬券内率45.7%と多くの活躍馬が出ており、前走同レース馬に加え、上記にある函館SSを挟んだ馬が3頭、CBC賞を挟んだ馬が2頭、3勝クラスを挟んだ馬が1頭と、韋駄天Sで掲示板入りした後1戦を挟んで好走した馬が6頭おり、該当馬も含めて注目したい。【→前走スプリント重賞組は該当馬がなく、韋駄天S組の01.08.10.14.16.17.18は加点、前走以外も含めて同年の韋駄天S5着以内の11.16.10は加点、前走芝1000mまたは1200m以外の05.06.12.13は減点】
☆リピーターが活躍
 前述のベルカントの連覇や、ライオンボスの3年連続連対、昨年の勝ち馬ビリーバーはその2年前に3着など、連続であるかどうかに関わらず、繰り返し活躍する馬が多い。【→当レースで馬券内のある02.03.08.17は加点】
☆逃げ、先行馬が有利
 過去10年の連対馬20頭のうち15頭が逃げ、先行馬だった。特に逃げた馬は〈1.7.0.2〉と活躍している。【→前走芝1000mで逃げた14.17は加点】
☆長期休養、連闘は割引
 過去10年、馬券内に入った30頭は前走半年以内のレースに出走しており、最も間隔の開いた馬でも3月には出走していた。また、連闘で馬券内に入った馬もいない。【→半年以上の休養明けの03.06、連闘の15減点】
 以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは加点5つが外から17.16.14、続いて加点3つの外から18.11.10が続く。

☆おまけデータ
過去5年、同年の韋駄天Sで1着もしくは勝ち馬と0.2差以内に好走の関東馬は〈2.2.0.1〉で馬券内率80%。該当馬は…ファイアダンサー

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