◇7/16函館11R 函館記念データ分析◇
函館芝2000mを舞台に行われるハンデ重賞。サマー2000シリーズの第2戦に位置付けられている。
☆2、3着馬の多くは6番人気以下の人気薄
過去10年、1番人気は〈1.1.0.8〉で馬券内率20%、2番人気も〈2.0.0.8〉で馬券内率20%、3番人気は〈3.0.2.5〉で馬券内率50%、4〜5番人気は〈2.0.1.17〉で馬券内率15%と勝ち馬10頭のうち8頭が5番人気以内の馬となっている。一方、6〜9番人気は〈1.4.5.30〉で馬券内率25%と2、3着に好走する馬が約半数を占め、10番人気以下は〈1.5.2.61〉で馬券内率は11.6%と人気の割に好走率が高く、とくに2着馬の半数が2桁人気馬の人気薄が活躍しており、波乱の立役者になっている。
☆内枠が優勢
過去10年の枠順別では、1〜4枠は〈8.8.4.59〉で勝率10.1%、連対率20.3%、馬券内率25.3%、。5〜8枠は〈2.2.6.70〉で勝率2.5%、連対率5.0%、馬券内率12.5%で勝率や連対率は4倍の差、馬券内率も2倍の差があるほど内枠優勢が顕著となっている。今年はBコース2週目での開催、土曜の雨で馬場悪化はあるが、全体的に中から外枠が優勢になっても、芝2000m戦は内枠優勢に変わりはない。コース設定が異なることが多い重賞ながら傾向も顕著なため、1〜4枠を今年も重視し、7〜8枠の外枠は軽視したい。【→1〜4枠の馬は加点、7〜8枠の馬は減点】
☆7歳以上の高齢馬は不振
過去10年の馬齢別成績は、3歳馬は〈0.0.0.0〉で出走がなく、4歳馬は〈2.1.1.13〉で馬券内率23.5%、5歳馬は〈4.4.3.32〉で同25.6%、6歳馬は〈3.4.5.40〉で同23.1%、7歳以上の馬は〈1.1.1.37〉で同7.5%と不振傾向。7歳以上の高齢馬は割引きが必要。【→7歳以上の06.07.13.16は減点】
☆牝馬は不振
過去10年の性別成績では、牡馬が〈10.10.9.111〉で馬券内率20.7%に対し、牝馬が〈0.0.1.7〉で連対はなく馬券内率12.5%、騸馬が〈0.0.0.11〉で馬券内がない。牝馬の連対はないが、出走数が少ないこと、今年から全体的にハンデが上昇している変化もあり、牝馬の減点はしないこととしたい。【→性別による加減はなし】
☆連対率、馬券内率ともに関東馬と関西馬は互角
過去10年の所属別では、関東馬が〈5.3.2.64〉で連対率10.8%、馬券内率13.5%、関西馬が〈5.7.8.65〉で連対率14.1%、馬券内率23.5%となっており、連対率はほぼ互角ながら、馬券内率は関西馬優勢。勝率は関東馬の方が高いため、所属による加減はなしとしたい。【→所属別による加減はなし】
☆逃げ・先行馬が活躍
過去10年の脚質別成績では、逃げ〈3.0.1.7〉で連対率27.3%、先行〈5.5.5.18〉で連対率30.3%、差し〈1.3.3.55〉で連対率6.5%、追込〈0.1.1.48〉で連対率2%、捲り〈1.1.0.1〉で馬券内率66.7%となっている。逃げ、先行馬が連対率25%以上と活躍しており、差し、追込勢は割引が必要。【→差し・追込タイプの01.03.06.13.15は減点】
☆ハンデ増の馬は不振
過去10年で前走から斤量増の馬が馬券に絡んだのは3頭のみ。いずれもハンデ57.5キロの馬だった。前走から斤量増となる馬は割引きたい。【→前走から斤量増となる02.11は減点】
☆前走着順は気にならない
過去10年、前走1〜5着馬が〈6.3.4.49〉で馬券内率21,%、前走6着以下の馬が〈4.7.6.80〉で馬券内率17.5%とどちらも差がなく、前走着順は気にならない。【→前走着順による加減はなし】
☆前走条件戦組は連対なし
過去10年、前走クラス別成績では、GⅠ組〈1.1.3.12〉、GⅡ〈3.3.0.11〉、GⅢ〈5.2.4.33〉、オープン〈1.4.2.67〉、3勝クラス〈0.0.1.4〉、その他〈0.0.0.2〉で前走重賞組はグレードに関係になく活躍している。オープン組は巴賞以外からは連対がないが、今年は該当馬がいない。また、前走条件戦組は連対がなく、通算〈4.2.1.1〉のローシャムパーク以外は割引きたい。【→前走条件戦組で09を除くの08.12.15は減点】
以上のデータから、減点のない馬は04.05.07.09.10の5頭。
☆おまけデータその1
減点がなしの牝馬で、前走57キロを除いて函館では馬券内を確保している馬は…ランキング欄A)の馬
↓
応援お願いします!
0 件のコメント:
コメントを投稿