【2022京王杯2歳S予想】2022.11.05(土)予想①

　過去10年、勝ち馬10頭中８頭、２着馬10頭中７頭、３着馬10頭中６頭が前走重賞またはオープン組だった。馬券に絡んだ残る９頭のうち前走新馬勝ちが３頭、未勝利勝ちが４頭、条件戦勝ちが２頭で、いずれも勝利かつ芝1400以上であった。昨年の当レースを制した坂井騎手が騎乗する、小倉２歳Ｓと同日開催の芝1200の未勝利戦で勝ち馬ロンドンプランより速いタイムで勝ち人気になっているペースセッティングにはかなり不利なデータとなる。2016年の当レースをモンドキャンノで制した安田隆厩舎所属でデータブレイクの可能性は否定しないが、ここはペースセッティングを△に留めて、前走重賞またはオープン組を重視する。

　本命は◎ヤクシマ。前走ききょうＳはレコード決着の中、上がり最速の脚で２着とはクビ差まで迫った。当舞台と同じ左回りの芝1400で好タイムで走ったことを評価したい。調教の動きが良く、鞍上岩田望騎手はJpnⅠ勝ちの勢いがあり、当レースに２年前に２着など当舞台過去３年の馬券内率50.0％と相性がいい。

　対抗は◯ロンドンプラン。小倉２歳Ｓはレース前の落鉄の影響か大きく出遅れたが、強烈な末脚で差し切り勝ち。距離延長も問題なさそうだが、１週前追いでは伸びを欠いていただめ、状態面に不安が残る。鞍上松山騎手は当舞台馬券内率16.7％と低い点も不安材料。なお、過去10年一番人気は〈2.2.2.4〉でここ２年は馬券外に沈んでいる。

　穴は▲ブーケファロス。前走サウジアラビアＲＣ６着。サウジアラビアＲＣ創設以来当レースに駒を進めてきたのはいずれも７着馬で２頭のみで、当レースで５着と６着となっており、レース相性は悪いとは言えない。２走前のダリア賞で左回り芝1400の適性を見せており、調教も動いている。鞍上菅原明騎手は当舞台馬券内率19.0％だが、重賞の馬券内率21.8％で勝負強い騎乗が魅力。　

（↑その他の印は最強競馬ブログランキングのブロガー予想にて公開済）