【2023ﾁｬﾝﾋﾟｵﾝｽﾞｶｯﾌﾟデータ分析】

　中京ダート1800mを舞台に行われる国際競走。ｼﾞｬﾊﾟﾝｶｯﾌﾟﾀﾞｰﾄとして2000年から東京ダート2100m、その後は阪神ダート1800mを舞台に行われてきたが、2014年に現在のﾁｬﾝﾋﾟｵﾝｽﾞｶｯﾌﾟとリニューアルされて中京ダート1800m戦として定着している。

　過去９年の人気別成績は、

　１番人気〈2.3.0.4〉馬券内率55.6％

　２番人気〈2.0.0.7〉馬券内率22.2％

　３番人気〈1.3.3.2〉馬券内率77.8％

と３番人気が堅実。

　４〜５番人気〈1.1.1.15〉馬券内率16.7％

　６〜９番人気〈2.2.2.30〉馬券内率16.7%

　10番人気以下〈1.0.3.56〉馬券内率6.7％

と４〜９番人気まで満遍なく好走馬が出ており、２桁人気馬にもチャンスがある。

　過去10年の枠順別では、

　１枠〈0.2.2.12〉馬券内率25.0％

　２枠〈2.2.2.12〉馬券内率30.0％

　３枠〈3.0.1.14〉馬券内率22.2％

と１枠と２枠の馬券内率が高い。一方、８枠は馬券内がゼロで、４枠も不振傾向。

【→１〜２枠の01.02.03は加点、４枠と８枠の06.07.14.15は減点】

　過去10年の馬齢別成績は、

　３歳馬〈2.2.1.11〉馬券内率31.3％

　４歳馬〈2.0.1.31〉馬券内率8.8％

　５歳馬〈3.2.3.23〉馬券内率25.8％

　６歳馬〈2.4.2.22〉馬券内率26.7％

　７歳以上馬〈0.1.2.27〉馬券内率10.0％

と３歳馬の活躍が目立つ。その他では４歳馬がやや劣勢ではあるものの幅広い世代が活躍している。

【→３歳の05.12は加点】

　過去10年の性別成績では、

　牡馬〈7.8.7.101〉連対率12.2％、馬券内率17.9％

　牝馬〈1.0.0.4〉連対率20.0％、馬券内率20.0％

　騸馬〈1.1.2.9〉連対率15.4％、馬券内率30.8％

となっており、牡馬に限らず、牝馬や騸馬も出走数が少ないながらも活躍している。

【→性別による加減はなし】

　過去10年の所属別では、

　関東馬〈2.1.2.19〉連対率12.5％、馬券内率20.8％

　関西馬〈7.8.7.91〉連対率13.3％、馬券内率19.5％

　地方馬・外国馬〈0.0.0.4〉連対率、馬券内率0％

となっており、東西互角。地方馬と外国馬は出番がない。

【→減点対象の地方馬、外国馬の出走なし】

　過去10年のレース別成績では、

　JBC競走〈5.3.3.33〉馬券内率25.0％

　南部杯〈2.2.1.6〉馬券内率45.5％

　日本テレビ盃〈1.0.0.2〉馬券内率33.3％

　シリウスＳ〈1.0.0.6〉馬券内率14.3％

    みやこＳ〈0.2.4.27〉馬券内率18.2％

　武蔵野Ｓ〈0.2.0.24〉馬券内率7.7％

　その他〈0.0.1.16〉馬券内率5.9％

と馬券内率では前走交流GⅠ組が優勢。特に前走ＧⅠで掲示板内だった６歳以下の馬は〈7.4.2.23〉で連対率30.6％で毎年連対している。

【→前走ＧⅠで掲示板内で６歳以下の02.04.07.08.10.14.15は加点】

　以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…

　加点１つの01メイクアリープ、04テーオーケインズ、10ノットゥルノの３頭のみ。

　下記のおまけデータも踏まえて、最終予想に落とし込んでいきたい。