◇12/9中京11R中日新聞杯データ分析◇
中京芝2000mを舞台に行われるハンデGⅢ。春の中京開催と暮れの中京開催の間で何度か開催時期が入れ替えられており、2017年からは暮れの中京開催で施行されている。ここでは、暮れの中京開催となった過去6年を中心に振り返っていきたい。
☆1.2番人気がまずまずも、伏兵が多数好走
過去6年の人気別成績は、
1番人気〈1.1.1.3〉馬券内率50.0%
2番人気〈2.0.1.3〉馬券内率50.0%
3番人気〈0.1.0.5〉馬券内率16.7%
と1~2番人気の半数は馬券内を確保している。
4〜5番人気〈1.1.1.9〉馬券内率25.0%
6〜9番人気〈2.1.1.20〉馬券内率16.7%
10番人気以下〈0.2.2.44〉馬券内率8.3%
とハンデ戦らしく人気薄の好走が目立ち、勝利はないものの2桁人気馬にもチャンスがある。
☆勝率トップは1枠、馬券内率トップは5枠
過去10年の枠順別では、
1枠〈4.0.1.14〉馬券内率26.3%
2枠〈1.0.1.17〉馬券内率10.5%
3枠〈1.2.0.17〉馬券内率15.0%
4枠〈0.1.1.18〉馬券内率10.0%
5枠〈1.3.3.13〉馬券内率35.0%
6枠〈0.1.1.18〉馬券内率10.0%
7枠〈2.2.3.21〉馬券内率25.0%
8枠〈1.1.0.26〉馬券内率7.1%
と1枠が勝率トップで5枠が馬券内率トップ。7枠も好走馬が多く、内から外まで好走馬が出ている。
【→枠順による加減はなし】
☆3・4歳が活躍、6歳以上は苦戦
過去6年の馬齢別成績は、
3歳馬〈2.2.0.5〉馬券内率44.4%
4歳馬〈3.2.4.23〉馬券内率28.1%
5歳馬〈1.0.2.30〉馬券内率9.1%
6歳馬〈0.1.0.20〉馬券内率4.8%
7歳以上馬〈0.1.0.6〉馬券内率14.3%
と出走数は少ないものの、3歳馬の活躍が目立つ。その他では4歳馬が優勢で、6歳以上は苦戦している。
【→3歳の03.08、4歳の07.10.12.15.16は加点、6歳以上の01.02.05.06.09.11は減点】
☆出走数が少ないながら牝馬の好走あり
過去6年の性別成績では、
牡馬〈5.4.4.67〉馬券内率16.3%
牝馬〈1.1.2.11〉馬券内率26.7%
騸馬〈0.1.0.6〉馬券内率14.3%
となっており、出走数が少ないながらも牝馬が活躍している。
【→牝馬の15は加点】
☆やや関西馬優勢も大差なし
過去6年の所属別では、
関東馬〈1.2.0.23〉馬券内率11.5%
関西馬〈5.4.6.61〉馬券内率19.7%
となっており、やや関西馬が優勢も、大きな差はない。
【→所属による加減はなし】
☆脚質は問われない
過去6年の脚質別成績では、
逃げ〈1.0.1.4〉 馬券内率33.3%
先行〈0.3.1.16〉馬券内率20.0%
差し〈3.3.3.38〉馬券内率19.1%
追込〈2.0.1.26〉馬券内率10.3%
とどの脚質からも好走馬が出ており、脚質は問われない。
【→脚質による加減はなし】
☆前走GⅠ組、OP組がやや優勢
過去6年のクラス別成績では、
GⅠ〈1.1.1.9〉馬券内率25.0%
GⅡ・GⅢ〈3.1.3.38〉馬券内率15.6%
OP〈2.4.2.31〉馬券内率20.5%
条件戦〈0.0.0.6〉馬券内率0.0%
と前走G1組とOP組がやや優勢も、OP以上からの臨戦であれば問題ない。
【→前走GⅠ組の03.08とOP組の04.05.07.15.16は加点】
☆前走掲示板外からの巻き返しが目立つ
過去6年の前走着順別では
1着〈0.1.0.10〉馬券内率9.1%
2着〈1.0.0.5〉馬券内率16.7%
3着〈0.0.0.7〉 馬券内率0.0%
4着〈0.0.0.6〉馬券内率0.0%
5着〈0.0.2.6〉馬券内率25.0%
6〜9着〈3.3.1.20〉馬券内率25.9%
10着以下〈2.2.3.30〉馬券内率18.9%
と前走6着以下の馬も巻き返しており、前走着順は問われない。
【→前走着順による加減はなし】
☆中4~12週の馬に注目
過去6年のレース間隔別では
中3週以下〈1.2.2.36〉馬券内率12.2%
中4~6週〈2.2.1.20〉馬券内率20.0%
中7~12週〈2.2.1.13〉 馬券内率27.8%
中13週以上〈1.0.2.15〉馬券内率16.7%
と中4~12週のレース間隔での臨戦馬が活躍している。
【→中4~12週の03.04.05.06.07.09.11.12.14.15は加点】
☆前走距離は1600~2500の馬のみが馬券内
過去6年の前走距離別では
1900m以下〈2.1.2.13〉馬券内率27.8%
2000m 〈1.5.4.51〉馬券内率16.4%
2100m以上〈3.0.0.20〉 馬券内率13.0%
と距離延長馬、同距離からの臨戦馬が活躍している。また、過去10年を遡っても、馬券内となった馬の前走距離は1600~2500の間となっており、極端な距離延長、距離短縮馬は苦戦している。
【→前走1600m未満の03、前走2600m以上の05.06は減点】
以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…
加点4つの15ピンハイ。これに続くのが加点3つの07ヤマニンサルバム。あとは加点2つの04シュヴァリエローズ、08ホウオウビスケッツ、12キラーアビリティ、16スパイダーゴールドあたりが続いている。
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