【2023関屋記念データ分析】

2023年8月12日土曜日

重賞データ分析 中央競馬予想

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【2023関屋記念データ分析】

◇8/13新潟11R関屋記念データ分析
 新潟芝1600mを舞台に行われるマイル重賞別定戦。サマーマイルシリーズの第3戦として位置づけられている。
☆1番人気が活躍、二桁人気は出番なし
 過去10年の人気別成績は、
 1番人気〈3.2.3.2〉馬券内率80%
 2番人気〈1.0.1.8〉馬券内率20%
 3番人気〈1.0.2.7〉馬券内率30%
と1番人気は堅実ながら2、3番人気は不振。
 4〜5番人気〈4.2.2.12〉馬券内率40%
 6〜9番人気〈1.5.2.32〉馬券内率20%
 10番人気以下〈0.1.0.70〉馬券内率1.4%
と4〜5番人気が活躍しており、二桁人気はほぼ出番がない。
☆7枠、8枠が活躍
 過去10年の枠順別では、
 1枠〈1.0.1.15〉馬券内率11.8%
 2枠〈1.0.2.15〉馬券内率16.7%
 3枠〈1.0.2.16〉馬券内率15.8%
 4枠〈0.3.1.15〉馬券内率21.1%
 5枠〈0.0.2.18〉馬券内率10.0%
 6枠〈0.2.1.17〉馬券内率15.0%
 7枠〈4.2.1.17〉馬券内率29.2%
 8枠〈3.3.0.18〉馬券内率25.0%
となっており、連対馬の過半数が7、8枠の馬となっている。馬券内率もこの二つの枠が25%以上となっており、外枠優勢の傾向が顕著となっている。2004年以降は必ず7枠か8枠の馬が連対している。
【→7枠、8枠の13.14.15.16.17は加点】
☆若いほど活躍、7歳以上は不振
 過去10年の馬齢別成績は、
 3歳馬〈1.0.2.7〉馬券内率30.0%
 4歳馬〈2.2.3.22〉馬券内率24.1%
 5歳馬〈4.5.5.47〉馬券内率23.0%
 6歳馬〈2.3.0.31〉馬券内率13.9%
 7歳以上馬〈1.0.0.24〉馬券内率4.0%
と若い世代ほど馬券内率が高くなっている。7歳以上の馬は10年前の勝ち馬レッドスパーダが唯一の馬券内となっており、不振傾向。当馬は一年以上の長期休養があり、当時20戦目だった。
【→7歳以上の03.09は減点】
☆連対率は牡牝互角、馬券内率はやや牝馬が優勢
 過去10年の性別成績では、
 牡馬〈8.7.6.93〉連対率13.2%、馬券内率18.4%
 牝馬〈2.3.4.29〉連対率13.2%、馬券内率23.7%
 騸馬〈0.0.0.9〉連対率0.0%、馬券内率0.0%
となっており、連対率は牡牝互角、馬券内率はやや牝馬が優勢となっている。
【→牡牝による加減はなし】
☆関西馬、関東馬ともに互角
 過去10年の所属別では、
 関西馬〈4.9.5.67〉連対率15.3%、馬券内率21.2%
 関東馬〈6.1.5.64〉連対率9.2%、馬券内率15.8%
となっており、関西馬がやや優勢。
【→所属別による加減はなし】
☆逃げ馬が大活躍、先行馬も優勢
 過去10年の脚質別成績では、
 逃げ〈2.2.1.4〉連対率44.4%、馬券内率55.6%
 先行〈3.3.3.26〉連対率17.1%、馬券内率25.7%
 差し〈3.2.4.57〉連対率7.6%、馬券内率13.6%
 追込〈2.3.2.43〉連対率10.0%、馬券内率14.0%
と逃げ馬は半数以上が馬券内に入り、活躍している。先行馬も馬券内率25%を超えており、逃げ、先行の前に行ける馬に注目したい。
【→前走芝で4角5番手以内の05.07.12.13.14.16は加点】
☆前走GⅠ組に注目
 過去10年のクラス別成績では、
 GⅠ〈2.2.4.17〉連対率16.0%、馬券内率32.0%
 GⅡ〈0.0.0.8〉連対率0.0%、馬券内率0.0%
 GⅢ〈5.7.4.69〉連対率14.1%、馬券内率18.8%
 OP,L〈2.1.1.29〉連対率9.1%、馬券内率12.1%
 3勝クラス〈1.0.1.7〉連対率11.1%、馬券内率22.2%
 障害〈0.0.0.1〉連対率0.0%、馬券内率0.0%
と馬券内率では前走GⅠ組が一枚抜けている。とくに近5年では〈2.1.2.5〉で馬券内率50.0%と高確率。
【→前走GⅠ組の08.14は加点】
☆前走中京記念組の好走パターンに注意
 過去10年の前走レース別では
 中京記念組〈3.5.2.38〉馬券内率20.8%
 エプソムC組〈1.1.2.9〉馬券内率30.8%
 NHKマイルC〈1.0.2.4〉馬券内率42.9%
の3組のが好相性となっている。
 馬券絡みが最も多い中京記念組では、
 中京記念1〜2着〈0.1.0.8〉馬券内率11.1%
 中京記念3〜4着〈0.1.0.10〉馬券内率9.1%
 中京記念5着以下〈3.3.2.20〉馬券内率28.6%
で4着以内に好走した馬よりも、5着以下に敗れた馬の巻き返しが多い。連対馬で連続好走したのは2017年2着ウインガニオン(57キロ、牡5、中京記念1着時57キロ)のみ。真夏の中2週のためか連続好走はハードルが高い。
 また、中京記念組の斤量の増減に注目すると、
 中京記念から斤量増〈0.1.0.22〉馬券内率4.3%
 中京記念から増減無〈1.4.2.13〉馬券内率35.0%
 中京記念から斤量減〈2.0.0.3〉馬券内率40.0%
と前走ハンデ戦の中京記念から斤量増となった馬はほとんど好走していない。例外は、2018年2着ワントゥワン(54キロ、牝5、中京記念5着時52キロ)のみ。
 中京記念組は、10年前の2013年と、出走のなかった昨年を除いては必ず1頭は馬券内に好走している。中京記念は3年前は阪神芝1600m、近2年は小倉芝1700mで行われていたため、4年ぶりに中京芝1600mからの参戦となる。同じ左回りからの久々の参戦となるが、斤量3キロ増となるセルバーグは減点、1キロ増のディヴィーナは減点しない。
【→中京記念組で斤量3キロ増の05は減点、 セルバーグを除く前走中京記念組の01.09.11、エプソムC組の07.10は加点】
☆距離、クラス実績ともに必須
 過去10年の連対馬20頭のうち、
 全20頭に芝マイル勝ちがあり、
 13頭に重賞勝ち、その他の6頭に重賞2、3着またはオープン勝ちがあった。例外は、2018年2着ワントゥワンのみ。
【→重賞勝ちのある05.08.14.15は加点、芝マイル勝ちのない04.17は減点、重賞馬券内またはオープン勝ちの実績がない02.12は減点】
 以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…
 加点4つが14ロータスランドで外枠、脚質、前走クラス、重賞勝ちの加点がついている。
 これに続くのが加点2つの馬たちで、07フィアスプライド(脚質、前走レース)、08ララクリスティーヌ(前走クラス、重賞勝ち)、15アナザーリリック(外枠、重賞勝ち)、16ラインベック(外枠、脚質)と4頭横並びとなっている。
 この他も混戦のため、多くの馬にチャンスがありそう。下記のおまけデータも踏まえて、最終予想に落とし込んでいきたい。

☆おまけデータその1
芝マイル重賞勝ちのある馬が、前走GⅠで勝ち馬から0.6差以内なら〈2.1.2.5〉で馬券内率50%。該当馬は…ロータスランド

☆おまけデータその2
東京マイルGⅠで5着以内のある馬が、前走中京記念に出走していれば〈2.1.0.2〉で馬券内率60%。該当馬は…ディヴィーナ

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