【2023黒潮盃データ分析】
◇8/16大井10R黒潮盃データ分析◇
大井1800mを舞台に行われる地方交流３歳限定戦。クラシック戦線で戦ってきた馬、夏の上がり馬、全国の猛者たちが集結する。
☆南関勢が大半を占める
過去10年で馬券内は南関勢27頭、その他３頭となっている。南関勢以外で馬券に絡んだのは、2019年１着リンノレジェンドと2020年２着コパノリッチマンの北海道勢でいずれも北海優駿、王冠賞で馬券内からの参戦、あとは2016年２着カツゲキキトキトの愛知勢で、東海ダービーを制したあと、JDDでもメンバー最上位の６着からの参戦、以上の３頭しかいない。それ以外の他地区からの参戦馬22頭は馬券外に沈んでおり、レベルの高い門別でトップクラスやDGでの善戦など余程の実績がない限り、南関勢以外の出番は厳しいとみる。
【→南関勢以外の03は減点】
☆１番人気が堅実も、人気薄にもチャンスあり
過去10年の人気別成績は、
１番人気〈4.4.1.1〉馬券内率90％
２番人気〈3.1.1.5〉馬券内率50％
３番人気〈0.1.1.8〉馬券内率20％
４〜５番人気〈1.1.2.16〉馬券内率20％
６番人気以下〈2.3.5.92〉馬券内率9.8％
と１番人気が非常に堅実、２番人気はまずまずながら、３〜５番人気は不振傾向。６番人気以下の人気薄の台頭も多い。
☆１・６枠が活躍も、３・４・８枠勝利なし
過去10年の枠順別では、
１枠〈2.1.3.11〉馬券内率35.3％
２枠〈2.0.0.17〉馬券内率10.5％
３枠〈0.3.1.15〉馬券内率21.1％
４枠〈0.4.0.13〉馬券内率23.5％
５枠〈2.0.2.16〉馬券内率20.0％
６枠〈3.1.2.14〉馬券内率30.0％
７枠〈1.0.1.18〉馬券内率10.0％
８枠〈0.1.1.18〉馬券内率10.0％
となっており、馬券内率が高いのは１枠と６枠でこの二つの枠が30％以上となっている。一方、３枠、４枠、８枠からは勝ち馬が出ておらず、とくに８枠は馬券内率も低く、割引が必要。
【→１枠の01、６枠の09.10は加点、８枠の13.14は減点】
☆連対率は牡馬優勢、馬券内率はやや牝馬が優勢
過去10年の性別成績では、
牡馬〈9.10.7.109〉連対率14.1％、馬券内率19.3％
牝馬〈1.0.3.12〉連対率6.3％、馬券内率25.0％
騸馬〈0.0.0.1〉連対率0.0％、馬券内率0.0％
となっており、連対率は牡馬優勢、馬券内率はやや牝馬が優勢となっている。
【→牡牝による加減はなし】
☆逃げ、先行馬が活躍、追込は厳しい
過去10年の脚質別成績では、
逃げ〈2.0.2.6〉連対率20.0％、馬券内率40.0.％
先行〈4.6.0.25〉連対率28.6％、馬券内率28.6％
差し〈4.3.3.38〉連対率14.6％、馬券内率20.8％
追込〈0.1.5.53〉連対率1.7％、馬券内率10.2％
と逃げ、先行の前に行ける馬が活躍しており、追込馬には厳しいデータとなっている。
【→近走追込の05.06.10.11.13は減点】
☆前走着順は不問
過去10年の前走着順別では、
前走１着〈1.3.3.27〉馬券内率20.6％
前走２着〈4.0.1.15〉馬券内率25.0％
前走３着〈1.1.0.14〉馬券内率12.5％
前走４着以下〈4.6.6.66〉馬券内率19.5％
と前走馬券外からの馬でも十分巻き返しがある。
【→前走着順による加減はなし】
☆重賞連対または近２走特別戦優勝が必要
過去10年の連対馬20頭のうち、16頭に重賞で連対があった。重賞連対のない４頭のうち３頭には近２走で特別戦優勝か重賞３着があった。
【→重賞連対がなく、近２走で特別戦優勝または重賞３着のない01.05.06.09.13.14は減点】
☆東京ダービー、ＪＤＤ上位馬に注目
過去10年の東京ダービーとジャパンダートダービーでの最高着順に注目すると、
最高７着以内〈5.6.3.13〉馬券内率51.9％
最高８着以下〈0.1.3.27〉馬券内率12.9％
どちらも不出走〈5.3.4.82〉馬券内率12.8％
とどちらかで７着以内に入った馬が大活躍しており、該当馬がいれば注目したい。
【→東京ﾀﾞｰﾋﾞｰ２着の12、JDD７着の07は加点】
以上のデータから、減点なしで加点のある馬は東京ダービー２着の12ヒーローコール、JDD７着の07ドラケンのみ。加減のない馬では、海外帰りの02マンダリンヒーローはコース実績もあり、マークは外せないだろう。
☆おまけデータその１
東京ダービー３着以内馬は〈3.2.1.1〉で馬券内率90％。該当馬は…ヒーローコール
☆おまけデータその２
ＪＤＤ最先着馬は〈3.5.1.1〉で馬券内率90％。該当馬は…ドラケン
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