【2023北九州記念データ分析】

2023年8月20日日曜日

重賞データ分析 中央競馬予想

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【2023北九州記念データ分析】

◇8/20小倉11R北九州記念データ分析
 小倉芝1200mを舞台に行われるハンデ重賞。2006年に距離が1800mから1200mに短縮、サマースプリントシリーズ位置づけられ、現在は第4戦として行われている。
☆人気馬不振、6〜9番人気が6勝
 過去10年の人気別成績は、
 1番人気〈0.3.1.6〉馬券内率40%
 2番人気〈1.0.2.7〉馬券内率30%
 3番人気〈1.2.1.6〉馬券内率40%
とハンデ戦らしく1〜3番人気は不振。
 4〜5番人気〈1.3.2.14〉馬券内率30%
 6〜9番人気〈6.0.1.33〉馬券内率17.5%
 10番人気以下〈1.2.3.74〉馬券内率7.5%
と6〜9番人気から勝ち馬の過半数が出ており、二桁人気にもチャンスがある。
☆6枠がやや優勢も枠順による大差はなし
 過去10年の枠順別では、
 1枠〈2.0.0.16〉馬券内率11.1%
 2枠〈2.1.0.16〉馬券内率15.8%
 3枠〈1.3.0.15〉馬券内率21.1%
 4枠〈1.2.1.16〉馬券内率20.0%
 5枠〈1.1.1.17〉馬券内率15.0%
 6枠〈1.2.4.13〉馬券内率35.0%
 7枠〈0.1.1.24〉馬券内率7.7%
 8枠〈2.0.3.23〉馬券内率17.9%
となっており、6枠が馬券内率が高いがその他は内から外まで満遍なく好走している。
【→枠順による加減はなし】
☆連対は5歳、馬券内率は4歳、7歳以上は不振
 過去10年の馬齢別成績は、
 3歳馬〈1.1.2.7〉馬券内率19.0%
 4歳馬〈2.2.4.15〉馬券内率34.8%
 5歳馬〈3.7.1.42〉馬券内率20.8%
 6歳馬〈3.0.3.38〉馬券内率13.6%
 7歳以上馬〈1.0.0.28〉馬券内率3.4%
と3〜6歳までが馬券内を占め、7歳以上の馬は2016年の勝ち馬バクシンテイオーが唯一の馬券内となっており、不振傾向。連対馬の半数は5歳馬で、連対率もトップ。馬券内率は4歳馬が一番高くなっている。
【→7歳以上の04.11は減点】
☆牝馬の活躍目立つ
 過去10年の性別成績では、
 牡馬・騸馬〈4.5.3.83〉馬券内率12.6%
 牝馬〈6.5.7.57〉馬券内率24.0%
となっており、馬券内60%は牝馬で、馬券内率でも牝馬が優勢となっている。
【→牝馬の02.03.08.09.12.16.17.18は加点】
☆東西互角も、関東馬は出走が少ない
 過去10年の所属別では、
 関西馬〈9.10.10.134〉馬券内率17.8%
 関東馬〈1.0.0.6〉馬券内率14.3%
となっており、馬券内率はほぼ互角だが、関東馬の出走自体が少ない。
【→所属別による加減はなし】
☆逃げ馬が大活躍、先行馬も優勢
 過去10年の脚質別成績では、
 逃げ〈0.1.1.8〉馬券内率20.0%
 先行〈4.5.3.32〉馬券内率27.3%
 差し〈5.2.4.57〉馬券内率16.2%
 追込〈1.2.2.43〉馬券内率10.4%
と逃げ馬が苦戦している。ペースが速くなりやすいものの追い込みでは届かないことも多く、先行、差し勢が活躍している。ただし、今年は逃げ馬モズスーパーフレアが馬券内に入った2回と同じAコース使用2週目となるため、前に行ける馬に注目したい。
【→前走4角5番手以内の03.04.08.09.12.14.15.17.18は加点】
☆前走クラス不問もシリーズ転戦馬に注目
 過去10年のクラス別成績では、
 GⅠ〈0.1.1.8〉馬券内率20.0%
 GⅡ〈0.0.0.4〉馬券内率0.0%
 GⅢ〈6.5.6.71〉馬券内率19.3%
 OP,L〈3.1.2.42〉馬券内率12.5%
 3勝クラス〈1.2.1.14〉馬券内率22.2%
 その他〈0.1.0.1〉馬券内率50.0%
と馬券内率ではその他での好走馬は2勝クラス勝ち馬で、どのクラスからも馬券内率は大差はない。レース別でみると、アイビスSD〈3.3.2.25〉、CBC賞〈3.2.3.36〉と馬券内の半数を輩出している。特に両レースの勝ち馬は〈2.3.0.2〉で馬券内率60%と高確率で続けて好走している。
【→前走CBC賞勝ちの15は加点】
☆前走からの距離短縮組は不振
 過去10年の前走距離別では
 1,200m組〈7.7.8.96〉馬券内率18.6%
 1,000m組〈3.3.2.25〉馬券内率24.2%
 距離短縮組〈0.0.0.17〉馬券内率0.0%
と馬券内に入った馬は全て前走1,200mの同距離か、1,000mの距離延長組だった。距離短縮組は馬券内が全くない。
【→前走からの距離短縮組の06.09.14.17は減点】
☆前走二桁着順は軽視
 過去10年の前走着順別では
 1着〈3.8.3.21〉馬券内率40.0%
 2着〈0.1.2.11〉馬券内率21.4%
 3着〈2.0.0.8〉馬券内率20.0%
 4着〈1.0.1.10〉馬券内率16.7%
 5着〈1.0.1.8〉馬券内率20.0%
 6〜9着〈2.1.2.35〉馬券内率12.5%
 10着以下〈1.0.1.47〉馬券内率4.1%
と前走着順は不問だが、1着馬はどのクラスからも好走馬が出ており、注目したい。
【→前走1着の09.13.15.16.18は加点】
☆初出走を除き小倉芝1,200での勝ち星が必要
 過去10年の連対馬20頭のうち、
 16頭に小倉芝1,200m勝ちがあり、
 残る4頭は当舞台初出走または当舞台の重賞で馬券内の実績があった。
 とくに近5年では重賞勝ち馬が〈3.4.3.22〉で馬券内率31.3%と活躍しており、注目したい。
 また、近5年の優勝馬には芝1,200mで1.07.3以内の持ち時計があったため、持ち時計にも注目したい。
【→小倉芝1,200m初出走の09.15.18を除き、当舞台での勝ち星、重賞馬券内のない01.06.11.13.16.17は減点、重賞勝ち馬の02.06.12.14.15.17.18は加点、コースを問わず芝1,200mで1.07.3以内の持ち時計のある02.03.04.07.10.12.15.16.17.18は加点】
 以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…
 加点5つが15ジャスパークローネと18モズメイメイ。加点4つが12テイエムスパーダ。
 これに続くのが加点3つの02ボンボヤージ、03スティクス、加点2つの08レジェーロとなっている。
 この他も混戦のため、多くの馬にチャンスがありそう。斤量、調子などを加味しながら最終予想に落とし込んでいきたい。

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