【2023エルムSデータ分析】

2023年8月4日金曜日

重賞データ分析 中央競馬予想

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【2023エルムSデータ分析】

◇8/6札幌11Rエルムステークスデータ分析
 札幌ダート1700mを舞台に行われる真夏のダート重賞。2013年、2021年は開催日程変更で函館競馬場で施行されている。ここでは函館開催の2回を含めた過去10年を中心に振り返っていくこととしたい。
☆2、3番人気が活躍、人気薄の台頭もあり
 過去10年、1番人気は〈1.1.3.5〉で馬券内率50%、2番人気は〈3.1.1.5〉で同50%、3番人気は〈2.1.0.7〉で同30%と1番人気よりも2、3番人気馬が結果を出している。4〜5番人気は〈2.4.2.12〉で同40%と高く、6〜9番人気は〈2.2.2.34〉で同15%、10番人気以下は〈0.1.2.42〉で同6.7%と人気薄も多く好走している。
☆1枠が不振もその他の枠差は小さい
 過去10年の枠順別では、1枠が〈0.0.0.10〉で馬券内がなく、2枠が〈1.1.1.7〉で馬券内率30.0%、3枠が〈2.1.3.10〉で同37.5%、4枠が〈2.2.1.14〉で同26.3%、5枠が〈1.2.0.17〉で同15.0%、6枠が〈2.0.2.16〉で同20.0%、7枠が〈0.1.1.18〉で同10.0%、8枠が〈2.3.2.13〉で同35.0%と1枠が馬券内がないことを除いては大きな差はない。コース傾向としても中枠優勢、1枠不振の傾向はあるため、1枠だけは割引が必要。【→1枠の01は減点】
☆4、5歳馬が中心、高齢馬はキャリア次第
 過去10年の馬齢別成績は、4歳馬が〈3.2.2.13〉で馬券内率35.0%、5歳馬は〈5.3.3.22〉で同33.3%、6歳馬は〈2.2.4.33〉で同19.5%、7歳以上の馬は〈0.3.1.37〉で同9.8%となっている。近7年では7歳以上の馬は〈0.1.0.28〉で馬券対象となったのは2020年2着の8歳騸馬ウェスタールンドのみ。当馬は一年半程の長期休養があり、当時30戦目、前走初重賞制覇を飾っての臨戦だった。今年の7歳以上馬はアシャカトブとロードブレス。前者は半年程度の休養を繰り返しており今回が25戦目、後者は1年以上の長期休養があり今回が19戦目と馬は若いため減点はなしとしたい。【→4歳馬の01.06.09.10、5歳馬の03.04.11.12は加点、7歳以上は割引対象だが今回は減点なし】
☆馬券内率牝馬より牡馬、騸馬が活躍
 過去10年の性別成績では、牡馬が〈9.8.9.95〉で連対率14.0%、馬券内率21.5%、牝馬が〈0.1.0.6〉で連対率14.3%、馬券内率14.3%となっており、馬券内率は牡馬優勢となっている。昨年4歳牝馬のウェルドーンが2着になったことで、出走数の少ない牝馬の連対率が上昇した。なお、騸馬は〈1.1.1.4〉で連対率28.6%、馬券内率42.9%となっている。【→今年は牡馬のみのため、加減対象なし】
☆関西馬、関東馬ともに互角
 過去10年の所属別では、関西馬が〈6.9.7.64〉で連対率17.4%、馬券内率25.6%、関東馬が〈4.1.3.34〉で連対率11.9%、馬券内率19.0%となっており、関西馬がやや優勢。東西差は加減対象としないが、地方馬は〈0.0.0.7〉で馬券内はないため減点としたい。【→地方馬のは09減点】
☆先行馬が圧倒的に強い
 過去10年の脚質別成績では、逃げ〈0.2.3.5〉、先行〈9.8.4.6〉、差し〈1.0.2.40〉、追込〈0.0.1.44〉と先行馬が圧倒的に強い。前走4コーナー通過順成績では6番手以内が〈10.8.10.69〉と圧倒的多数で、7番手以下が〈0.2.0.35〉と不振。【→前走4角6番手以内の01.03.04.06.07.10.11.12.13.14は加点、7番手以下の02.08.09は減点、除外の05は加減なし】
☆マリーンS組に注目
 過去10年の距離別成績では、勝利数、連対数の多い順に、1700m組が〈8.4.3.47〉、1900m組が〈1.2.3.4〉、2000m組が〈1.1.2.13〉、1400m組が〈0.2.0.8〉、1800m組が〈0.1.2.18〉で馬券絡みのある前走距離は以上の距離のみで、前走1200m組や前走1600m組、前走2400m組からは馬券絡みは全くない。前走レース別で見ると、1700mのマリーンS組が〈6.3.2.35〉と有力。同レース3着以内は〈6.3.1.10〉で馬券内率50.0%と信頼度が高いが、同レース4着以下は〈0.0.1.25〉と不振で昨年3着のオメガレインボーが同4着から巻き返したのみで、同レース5着以下からの臨戦は割引。他では1800mの平安S組が〈1.2.2.4〉と好成績。【→前走マリーンS3着以内のは03.12.06は加点、同5着以下の08.02は減点、平安S組の10は加点、前走1200mは該当馬なし、前走1600mの04.11は減点、前走2400mの01は減点】
☆近年は近走オープン好走が必須
 近6年に限定すると、同年のJRAのオープンクラス以上のレースで馬券内となったことがある馬が〈6.5.6.31〉に対し、ない馬は〈0.1.0.35〉と不振。【→同年のJRAのレースでオープンクラス以上で馬券内のある03.06.08.11.12.13は加点】
 以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは加点4つが03ペプチドナイル、12ルコルセール、06セキフウのマリーンS組、続いて加点3つの10カフジオクタゴン、加点2つの13アシャカトブがが続く。

☆おまけデータその1
札幌開催の過去8年間では、関東所属の5歳馬は中4週以内で出走してくれば〈3.0.0.0〉とパーフェクト。該当馬は…ルコルセール

☆おまけデータその2
札幌開催の過去8年間では、関西所属の前走平安S組が〈1.2.0.1〉と活躍している。該当馬は…カフジオクタゴン

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