◇1/10浦和11Rニューイヤーカップデータ分析◇
浦和1500mを舞台に行われる、2024年初の南関3歳限定重賞。1着馬にはネクストスター東日本への優先出走権が与えられる。2021年までは浦和1600mで開催されていたが、2022年から舞台は浦和1500mに変更されている。
☆上位人気はまずまず、近年は4番人気以内の決着
過去10年の人気別成績は、
1番人気〈3.3.1.3〉馬券内率70%
2番人気〈2.2.1.5〉馬券内率50%
3番人気〈3.0.2.5〉馬券内率50%
と上位人気馬はまずまずの成績となっている。
4〜5番人気〈1.5.3.11〉馬券内率45%
6番人気以下〈1.0.3.50〉馬券内率7.4%
と人気薄の出番は少なく、2016年以降の連対馬は全て4番人気以内となっている。
☆距離変更で傾向の変化あり
過去10年の枠順別では、
1枠〈2.1.1.6〉馬券内率40.0%
2枠〈3.2.0.5〉馬券内率50.0%
3枠〈0.4.2.4〉馬券内率60.0%
4枠〈0.1.0.8〉馬券内率11.1%
5枠〈2.1.0.8〉馬券内率27.3%
6枠〈1.0.2.14〉馬券内率17.6%
7枠〈2.1.2.14〉馬券内率26.3%
8枠〈0.0.3.15〉馬券内率16.7%
と内枠優勢だが、距離変更後は2022年は5枠→3枠→8枠、2023年は7枠→5枠→3枠となっている。
過去3年の浦和1500mの枠順別成績をみると、
1枠〈59.40.47.394〉馬券内率27.0%
2枠〈48.55.54.385〉馬券内率29.0%
3枠〈43.53.59.387〉馬券内率28.6%
4枠〈47.64.52.377〉馬券内率30.2%
5枠〈65.63.30.615〉馬券内率23.4%
6枠〈83.78.95.647〉馬券内率28.3%
7枠〈95.87.89.715〉馬券内率27.5%
8枠〈106.106.92.731〉馬券内率29.4%
と連対率、馬券内率ともに8枠の成績が良好。
【→8枠の09.10は加点】
☆牝馬はトップクラスの出走なく厳しい
過去10年の性別成績は、
牡馬〈9.10.10.65〉馬券内率30.9%
牝馬〈1.0.0.8〉馬券内率11.1%
騙馬〈0.0.0.1〉馬券内率0.0%
と牝馬の出走馬は少ないが、2019年にここを制し、後に牝馬2冠を制したトーセンがネット以外は馬券絡みはない。のちに東京ダービーを制する馬が10年で5頭出るほどのトップクラスが集結する一方、牝馬のトップクラスは年末の重賞に出走するため、ここでの牝馬は手薄になる点に気をつけたい。
【→牝馬の08は減点】
☆船橋、浦和所属馬に要注目
過去10年の所属別では、
浦和〈5.4.3.34〉馬券内率26.1%
船橋〈4.2.3.16〉馬券内率36.0%
大井〈0.2.2.10〉馬券内率28.6%
川崎〈1.2.2.14〉馬券内率26.3%
と馬券内率は船橋所属馬が抜けて良い成績となっている。また、勝率や連対率では浦和所属馬が船橋所属馬に次ぐ成績となっており、地元馬も目が離せない。
【→船橋所属の02.03.04.06、浦和所属の01.05.09.10は加点】
☆過去傾向、コース傾向ともに先行が優勢
過去10年の連対馬20頭の脚質は、逃げ3頭、先行9頭、差し7頭、追込1頭となっている。過去3年の浦和1500mで最も馬券内率の高い脚質は先行脚質となっており、先行馬に注目したい。
【→先行馬の03.07.09.10は加点】
☆ローレル賞、エーデルワイス賞好走馬に注目
過去10年の出走レース別成績では、
鎌倉記念出走馬〈1.2.1.19〉馬券内率17.4%
鎌倉記念馬券内〈1.1.1.2〉馬券内率60.0%
鎌倉記念馬券外〈0.1.0.17〉馬券内率5.6%
平和賞出走馬〈3.4.0.15〉馬券内率31.8%
平和賞馬券内〈2.3.0.5〉馬券内率50.0%
平和賞馬券外〈1.1.0.10〉馬券内率16.7%
ハイセイコー記念出走馬〈4.4.3.18〉馬券内率37.9%
ハイセイコー記念馬券内〈2.2.3.7〉馬券内率50.0%
ハイセイコー記念馬券外〈2.2.0.11〉馬券内率26.7%
全日本2歳優駿出走馬〈3.1.1.12〉馬券内率29.4%
全日本2歳優駿馬券内〈0.0.0.2〉馬券内率0.0%
全日本2歳優駿馬券外〈3.1.1.10〉馬券内率33.3%
と鎌倉記念と平和賞の出走馬からは、同レース馬券内の馬が活躍している。ハイセイコー記念出走馬は馬券内の馬は好走率が高く、馬券外からも巻き返す馬が出ている。全日本2歳優駿出走馬は馬券外からの巻き返しが目立つ。
【→鎌倉記念馬券内の10は加点、ハイセイコー記念馬券内の10.03は加点、鎌倉記念馬券外の05は減点】
☆森、矢野騎手に注目
過去10年の騎手別成績は、騎乗予定騎手のうち馬券内があるのは森泰斗騎手〈3.1.0.4〉、矢野貴之騎手〈1.0.1.1〉の2名のみ。この2名の騎乗馬には注意が必要。
【→森騎手の06、矢野騎手の09は加点】
☆前走重賞または連対馬
過去10年の連対馬20頭のうち、前走重賞だった馬が11頭、その他の9頭のうち8頭が前走連対していた。
【→前走重賞以外で連対していない02.08は減点】
☆★まとめ★☆
以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…
加点4つが10ライゾマティクス、加点3つで09エドノバンザイ、加点2つで03クルマトラサン、05ギガースが続いている。
応援お願いします!
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