◇1/14京都11R日経新春データ分析◇
京都芝2400mを舞台に行われる伝統のハンデ重賞。この3年間は京都競馬場改修による日程変更のため中京芝2200mで開催されてきたが、今年は4年ぶりの京都芝2400m開催となる。ここでは、中京開催の3年間を含めた過去10年を中心に振り返っていきたい。
☆1〜2人気安定も、伏兵多数好走
過去10年の人気別成績は、
1番人気〈3.3.0.4〉馬券内率60%
2番人気〈4.1.0.5〉馬券内率50%
3番人気〈1.0.1.8〉馬券内率20%
とハンデ戦ながら、1〜2番人気がまずまず安定している。
4〜5番人気〈0.3.5.12〉馬券内率40%
6〜9番人気〈2.0.3.35〉馬券内率12.5%
10番人気以下〈0.3.1.54〉馬券内率6.9%
と人気薄の好走も目立ち、ハンデ戦らしい傾向となっている。
☆かつて外枠不振も、改修後のコース成績良好
京都開催での過去7回では、8枠の連対が全くなく不振だったが、改修後のコース成績では8枠の勝率がトップとなっている。極端なデータが混在するため、枠順によるファクターは採用しないこととしたい。
【→枠順による加減はなし】
☆4~6歳馬が活躍、7歳以上馬は不振
過去10年の馬齢別成績は、
4歳馬〈7.3.1.19〉馬券内率36.7%
5歳馬〈1.3.5.21〉馬券内率30.0%
6歳馬〈2.4.4.33〉馬券内率23.3%
7歳以上馬〈0.0.0.45〉馬券内率0.0%
と4〜6歳馬のみが馬券内となっており、とくに4歳馬の成績が良い。一方、7歳以上で馬券内になった馬はいない。
【→4歳馬の04.07.12.13.14は加点、7歳以上馬の01.02.06.10.11は減点】
☆牝馬の出走数少ないが、牡牝互角
過去10年の性別成績では、
牡馬・騸馬〈10.8.9.109〉馬券内率19.9%
牝馬〈0.2.1.9〉馬券内率25.0%
となっており、牝馬の出走数が少なく、勝ち星はないものの、馬券内率に大きな差はない。
【→性別による加減はなし】
☆改修後は逃げ、先行優勢
京都開催での過去7回では、どの脚質からも好走馬が出ているが、京都競馬場改修後の京都芝2400mの脚質別成績は、
逃げ〈1.3.0.9〉馬券内率30.8%
先行〈7.5.5.17〉馬券内率50.0%
差し〈1.1.3.23〉馬券内率17.9%
追込〈1.1.2.31〉馬券内率11.2%
と逃げ、先行が有利な傾向が強くなっている。
【→先行力のある04.06.07.08.10.13.14は加点、追込タイプの02.03.05.09.11は減点】
☆前走条件戦組とGⅠ9着以内の牡馬が優勢
過去10年のクラス別成績では、
GⅠ〈6.1.1.26〉馬券内率23.5%
GⅡ〈1.1.3.21〉馬券内率19.2%
GⅢ〈0.2.2.36〉馬券内率10.0%
OP〈0.1.1.19〉馬券内率9.5%
条件戦〈3.5.3.16〉馬券内率40.7%
と馬券内率では条件戦組とGⅠ組が優勢。
ただし、前走条件戦組は昇級馬が〈1.4.1.4〉で馬券内率60.0%に対し、格上挑戦馬が〈2.1.2.12〉で馬券内率29.4%と昇級組が優勢となっている。
前走GⅠ組は、9着以内の牡馬は〈6.1.1.6〉で馬券内率57.1%に対し、10着以下や牝馬は〈0.0.0.20〉と馬券内がなく減点対象。
前走GⅡ組は、AR共和国杯組が〈0.1.0.12〉で不振。また、前走GⅢ組やOP組も不振傾向となっている。
【→前走条件戦組の04は加点、前走GⅠ組で9着以内の牡馬の07.13は加点、前走GⅠで二桁着順の03.14は減点、前走GⅠの牝馬の12は減点、前走AR共和国杯の05.06.10は減点、前走GⅢの09は減点、前走OPの01.02は減点】
☆前走5着以内が活躍、二桁着順は厳しい
過去10年の前走着順別では
1着〈1.5.3.8〉馬券内率52.9%
2着〈1.0.2.13〉馬券内率18.8%
3着〈1.1.2.5〉馬券内率44.4%
4着〈1.2.0.5〉馬券内率37.5%
5着〈2.0.0.3〉馬券内率40.0%
6〜9着〈4.1.2.36〉馬券内率16.3%
10着以下〈0.1.1.48〉馬券内率4.0%
と前走5着以内の馬が活躍している。一方、前走二桁着順に負けていた馬の巻き返しは厳しくなっている。
【→前走5着以内の13は加点、前走二桁着順以下の01.02.03.06.08.09.14は減点】
☆★まとめ★☆
以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…
加点4つが13サヴォーナ、加点3つが04リビアングラスと07ハーツコンチェルトとなっている。
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