【2024シンザン記念データ分析】

2024年1月8日月曜日

重賞データ分析 中央競馬予想

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【2024シンザン記念データ分析】

◇1/8京都11Rシンザン記念データ分析
 京都芝1600mを舞台に行われる3歳限定重賞。2021年から2023年の3年間は京都競馬場改修による日程変更のため中京競馬場で開催されてきたが、今年は4年ぶりの京都開催となる。ここでは、中京開催の3年間を含めた過去10年を中心に振り返っていきたい。
☆上位人気はまずまず、極端な人気薄の好走は少ない
 過去10年の人気別成績は、
 1番人気〈2.0.1.7〉馬券内率30%
 2番人気〈3.3.2.2〉馬券内率80%
 3番人気〈0.1.2.7〉馬券内率30%
と2番人気が堅実で、上位人気はまずまずの成績となっている。
 4〜5番人気〈3.2.3.12〉馬券内率40%
 6〜9番人気〈2.3.1.32〉馬券内率15.8%
 10番人気以下〈0.1.1.38〉馬券内率5.0%
と6~9番人気からも好走馬が出ているが、極端な人気薄の好走は少ない。
☆1〜3枠が優勢、4~5枠はやや劣勢
 過去10年の枠順別では、
 1枠〈1.2.0.8〉馬券内率27.3%
 2枠〈2.2.1.9〉馬券内率35.7%
 3枠〈2.0.2.10〉馬券内率28.6%
 4枠〈0.1.1.13〉馬券内率13.3%
 5枠〈1.0.1.15〉馬券内率11.8%
 6枠〈1.2.1.14〉馬券内率22.2%
 7枠〈2.1.2.15〉馬券内率25.0%
 8枠〈1.2.2.14〉馬券内率26.3%
と1~3枠の内枠が好成績。一方、4枠と5枠の中枠がやや劣勢となっている。
【→1〜3枠の01.02.03.04.05.06は加点】
☆牝馬の出走数少ないが、牡牝互角
 過去10年の性別成績では、
 牡馬・騙馬〈7.8.10.82〉馬券内率23.4%
 牝馬〈3.2.0.16〉馬券内率23.8%
となっており、牝馬の出走数は少ないが、馬券内率に大きな差はない。
【→性別による加減はなし】
☆どの脚質から好走あり
 過去10年の脚質別成績では、
 逃げ〈2.1.2.5〉馬券内率50.0%
 先行〈3.3.2.27〉馬券内率22.9%
 差し〈2.3.5.34〉馬券内率22.7%
 追込〈3.3.1.32〉馬券内率17.9%
と各脚質から好走馬が出ているが、逃げ馬の活躍が目立つ。ただし、逃げ馬は近3年の中京開催のうち、2度馬券内となっているため、京都開催に戻る今年は加点は見送りたい。
【→脚質による加減はなし】
☆さまざまなステップから好走あり
 過去10年のクラス別成績では、
 GⅠ〈0.2.3.10〉馬券内率33.3%
 GⅡ〈0.1.2.7〉馬券内率30.0%
 GⅢ〈2.0.1.7〉馬券内率30.0%
 OP〈0.0.0.5〉馬券内率0.0%
 1勝クラス〈5.4.2.30〉馬券内率26.8%
 新馬戦〈2.2.0.14〉馬券内率22.2%
 未勝利戦〈1.1.2.23〉馬券内率14.8%
 地方競馬〈0.0.0.2〉馬券内率0.0%
と馬券内率では重賞組と1勝クラス組に大きな差はなく、ステップによる大きな差は見られないが、前走OPと地方競馬からの馬券絡みはない。
【→前走地方競馬の08は減点】
☆前走着順は不問
 過去10年の前走着順別では
 1着〈5.5.4.47〉馬券内率23.0%
 2着〈2.1.0.6〉馬券内率33.3%
 3着〈1.1.0.7〉馬券内率22.2%
 4着〈1.0.1.5〉馬券内率28.6%
 5着〈0.2.2.8〉馬券内率33.3%
 6〜9着〈1.1.2.16〉馬券内率20.0%
 10着以下〈0.0.1.9〉馬券内率10.0%
と馬券内の約半数が前走1着馬だが、馬券内率は前走着順にかかわらず大きな差はなく、前走敗退から巻き返す馬も多数いる。なお、1勝クラスで掲示板を外した馬は〈0.0.0.7〉だが、該当馬の出走はない。
【→前走1着の01.02.05.09.10.11.13.14.15.16.17は加点】
☆キャリア6戦以上は減点
 過去10年のキャリア別成績では、
 1戦〈2.2.0.14〉馬券内率22.0%
 2戦〈4.2.3.16〉馬券内率36.0%
 3戦〈1.1.1.25〉馬券内率10.7%
 4戦〈1.3.3.16〉馬券内率30.4%
 5戦〈2.1.3.10〉馬券内率37.5%
 6戦以上〈0.1.0.17〉馬券内率5.6%
とキャリア1~5戦それぞれから好走馬が出ているが、6戦以上は不振。
【→キャリア6戦以上は減点対象も、該当馬なし】
☆前走1600m組、1800組が強い
 過去10年の前走距離別成績では、
 1200m〈0.0.1.11〉馬券内率8.3%
 1400m〈2.1.0.25〉馬券内率10.7%
 1600m〈7.8.5.47〉馬券内率30.0%
 1800m〈1.1.3.5〉馬券内率50.0%
 2000m〈0.0.1.10〉馬券内率9.1%
と前走1600m組が優勢。前走1800m組も好走率が高い。一方、前走1400m組の好走馬は全てこの3年の中京開催でのもので、京都開催時には馬券内はなかったため割り引きが必要。
【→前走芝1600m組の05.06.07.10.11.12.13.15.16.17.18は加点、前走芝1800組は加点対象も該当馬なし、前走1400m以下組の01.02.03.04.09は減点】
☆前走1番人気に注目
 過去10年の前走人気別成績を見ると、前走1番人気が〈6.4.3.18〉で馬券内率41.9%と活躍している。
【→前走1番人気の01.05.09.10.12.13.16.17は加点】
☆前走上がりの速い馬に注目
 過去10年のうち、京都開催の2014年から2020年までの7回の前走上がり3Fタイム別成績を見ると、
 前走上がり3位以内〈5.4.4.35〉馬券内率27.1%
 前走上がり4位以下〈2.3.3.33〉馬券内率19.5%
と前走上がり3位以内の馬が優勢。レース当日上がり3ハロン3位以内の馬が〈5.6.4.10〉で、上がり最速馬は〈3.2.2.0〉と全て馬券内と活躍する傾向にあるため、前走速い上がりを繰り出している馬に注目したい。
【→前走芝で上がり3ハロン最速の05.06.09.11.13.16.17は加点】
☆★まとめ★☆
 以上のデータから、減点がなく加点が最も多かったのは…
 加点5つが05ノーブルロジャー、加点4つが13エコロブルーム、16ショーマンフリート、17ナイトスラッガー。あとは加点3つで10バレルターン、11シトラールが続いている。

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