◇1/5中京11R 京都金杯◇
◎10マテンロウオリオン
◯07イルーシヴパンサー
▲02プレサージュリフト
◎10マテンロウオリオン
◯07イルーシヴパンサー
▲02プレサージュリフト
中山金杯同様に新年の開催を飾る西の名物ハンデ重賞。2000年から京都芝1600で行われてきたが、京都競馬場整備工事により、2年前、昨年に続き、今年も中京芝1600での開催となる。
右回りの京都と左回りの中京とでは傾向が変わるため、過去のデータは参考程度にする必要がある。トップハンデは過去10年で〈0.3.2.10〉で勝ち馬はいない。中京で行われた過去2年はトップハンデ馬が1頭ずつしかいなかったが、12着、8着と敗れている。トップハンデが1頭のみの年が5年のうち2年が馬券対象となり、トップハンデ馬が2頭いた年が残り5年のうち3年が馬券対象となっており、トップハンデ馬が3頭以上同斤でいた年はなかった。
しかし、中山金杯の予想見解にも記したように、今年から負担重量引き上げがあり、ハンデ戦での斤量にも影響を与えている。今年はトップハンデの馬が斤量58キロの6頭と多く、4割近くを占めており、トップハンデだからと軽視するのは危険である。
前走の着順別では、過去10年で馬券内に入った30頭のうち14頭と約半数が前走掲示板外から巻き返している。今年のメンバーでは前走掲示板を確保したのは福島記念4着のオニャンコポンのみで、掲示板外から巻き返してくるのは必然となる。なお、前走4着馬は過去10年で〈0.0.0.11〉と馬券対象となったことがない。
前走の着順は問わないものの、前走または前々走で2番人気以内の支持を集めていた馬が〈9.6.2.39〉と馬券対象の多くを占めている。今年の該当馬は前々走GⅠ安田記念1番人気のイルーシヴパンサー、前々走GⅡスワンS2番人気のマテンロウオリオン、前走GⅢ福島記念2番人気のオニャンコポン、2走前Lオーロカップ2番人気のカイザーミノルの4頭。
また、左回りの中京で行われたこの2年、馬券内の6頭全てに左回りでの勝ち星があり、そのうち5頭は2勝以上を挙げている。昨年馬券内の3頭も前年の左回りの重賞で活躍した馬が巻き返しており、昨年左回りのマイル重賞を制した馬を中心視したい。
本命は◎マテンロウオリオン。当舞台で行われた昨年のシンザン記念の勝ち馬。左回り〈1.1.0.1〉で
勝ち星はシンザン記念のみだが、GⅠNHKマイルCで勝ち馬とクビ差の2着がある。着外は距離の長かったダービーのみで度外視できる。マイルの距離も〈1.3.0.1〉で着外は前走GⅠマイルCSでの0.7差のみで距離も合う。NHKマイルC2着時と同じ57キロで出走できるのは有利に映る。前々走GⅡスワンS2番人気に推され、前走または前々走で2番人気以内の支持を集めていた馬に該当している。鞍上は過去3年当舞台馬券内率60.0%とかなり高い数値を残している横山典騎手。昨年に続く馬券内を期待したい。
対抗は◯イルーシヴパンサー。昨年の東京新聞杯勝ち馬。全5勝を左回りで挙げ、そのうちマイルで4勝を挙げている、左回りのマイル巧者。前々走GⅠ安田記念1番人気に推され、前走または前々走で2番人気以内の支持を集めていた馬に該当している。鞍上岩田望騎手は昨年一番人気エアロロノアで6着に敗れたが、当舞台馬券内率44.6%で元来は得意舞台。過去10年で前走が9月以前の馬の馬券絡みがない点は気がかりだが、調教の良さから、立て直しがうまくいって状態はかなり良い。トップハンデ58キロも安田記念で0.2差があり、他馬との比較では不利には思えない。
3番手は▲プレサージュリフト。キャリア1戦で挑んだ昨年のクイーンCで後の2冠馬スターズオンアースに勝った馬。その後は牝馬クラシック三冠レースに出走し、全て勝ち馬と0.6差以内に善戦してきた。今回は2戦2勝の左回りのマイル戦に戻るため、改めて期待したい。短期免許で騎乗するイーガン騎手に合いそうな馬。
(↑その他の印は最強競馬ブログランキングのブロガー予想にて公開済)
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